のろまなローラー
ローラーが、重い車をごろごろ転がしながら、道を行ったり来たり。ぶっぶっぶっとトラックが「じゃまだよ、じゃまだよ。どいたり どいたり」といって追い越していく。立派な自動車も、小型の自動車も、のろまなローラーをばかにしながら追い越していった。 童話作家と乗り物絵本の第一人者である画家とが手を組んだ1冊。1967年に出版されて以来のロングセラー絵本で、全国学校図書館協議会選定、厚生省中央児童福祉審議会推薦と評価も高い。繰り返しの多い文章は読み聞かせに最適で、乗り物絵本が大好きな子どもたちのお気に入りになることは間違いないだろう。 スピードは速くないけれど、道を平らにするローラー。でこぼこの坂道でパンクをしたトラックも、立派な自動車も、小型の自動車も、最後は道を立派にしてくれたローラーに感謝をしながら通り過ぎていく。あくまでマイペースなローラーに、だれにでも長所はあるのだと暖かい気持ちになる。(小山由絵)
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どいたり、どいたり |
タイトルは、この絵本の中で、のろまなローラーに掛けられる言葉です。
この言葉、息子のお気に入り、ちょっと響きは悪いが、ミニカーで
絵本の現場を再現しています。
古い本で、絵が逆に新鮮です。
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読み聞かせ良い |
内容は様々な世界を投影でき、考えさせられる。ゆっくりな長男を見ているようで、親近感もわく。
しかし何よりも言葉のテンポがよく、読み聞かせるのに読みよい本だと思います。
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時代を感じる名作 |
ローラー君はおもいくるまをごろごろころがしていましたが、そのそばをトラックや、立派な乗用車が「じゃまだよ!」と追い抜いていきます。それでもおもいくるまをころがして道を直しながら進みます。
そのうち追い抜いていった奴らが、みんなこぼこ道でパンクしています。最後にはまた抜かれてしまいますが、我が道を行くローラー君の力強さには感心しました。また、高度成長時代を感じさせる一冊でした。
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息長く楽しめる絵本 |
読み聞かせるなら4歳から・・という目安が書かれていますが、シンプルな挿絵に繰り返しの多いリズミカルな文のおかげで、もっと小さな子でも楽しめると思います。うちの子も絵本の読み聞かせをはじめた1歳半くらいからこの本のとりこでした。今は「目安」の年齢を過ぎましたが、時々思い出したように本棚から取り出しては、読んでと持ってきます。「小さい頃(・・て今でもまだ小さいですが)好きだったんだよな〜」とか言いながら。息長く楽しめる絵本だと思います。
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ゆっくり・ゆったり・のんびり、でも・・・ |
読むテンポもゆっくりになりました。いらいら、せかせかした動きや表情とのんびり穏やかなローラ−。対照的な車の登場で引き込まれていきます。最後にはローラーのお陰で他の車が助けられていることや、それを認め通り過ぎていく車達の「ありがとう」のことばにほのぼのとしました。子供はローラーの表情にとても興味があったようです。目の動きに喜怒哀楽が表現され、「かなしそう」「おこってる」などといいながら繰り返し読んでします。


