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ぼくにもそのあいをください (絵本の時間) 人気ランキング : 11107位
定価 : ¥ 1,260
販売元 :ポプラ社
発売日 : 2006-10
発送可能時期 : 通常24時間以内に発送
価格 : ¥ 1,260
くそー、ティラノサウルスよ、どうしても泣いてしまう!!

 「ちからのないおまえたちはだめなやつだ。ちからこそが、だいじなもの。つよいことがたいせつなんだ。」そう信じて疑わないティラノサウルスも、寄る年波には勝てず、次第に強さを失って行きます。えさすらも満足に取れず、マシアカサウルスにはしっぽを噛みつかれてひどく腫らしてしまいます。
 ティラノサウルスを知らないがゆえに優しくしてくれるトリケラトプスの子どもたち。そこへ二匹のギガノトサウルスが襲ってきます。ティラノサウルスは子どもたちを強く抱きしめ最後まで守り抜きます。そして、ねむたくなったからここでねると言い、静かに息絶えます。
 守られたトリケラトプスの子どもが親になったとき、……。
 読み聞かせをする親は、静かにそして穏やかに、染み入るように最後の一頁を読み上げなければなりません。「いいかい ちからよりも もっと もっと つよいもの、たいせつな ものが あるんだ。……」
 私にはどうしても、この最後の一頁が涙で読めません。
 「ちから(=金と権力)こそが、だいじなもの。つよいことがたいせつなんだ。」という言葉に、「ちがう!」と言い返せないでいるぼくにも、どうかそのあいをください。

「愛」のバトンリレー・・・大切な事ですね。

この世の中、「力」を絶対だと信じるティラノザウルス、しかし年齢と共にその力を失い、弱い存在であるトリケラトプスの子どもに出会って、自分の存在、力の存在を他人に再確認しようとする・・・何とも言えない喪失感。

そのトリケラトプスの子どもが、ティラノザウルスの怪我に気付き、皆で看病し心を通い合わせ始める。その優しさ、心に触れたとき、ティラノザウルスの中に何かが芽生え始め、その身をもってトリケラトプスの子ども達を守る。

その偉大な愛はトリケラトプスの子供に確実に受け継がれていく。。

何かを守ろうとするとき、人は凄い力を発揮する。
「愛の力に勝るものは無い」しかし、その愛も1人では成り立たない事、そこには人と人とのつながりがあり、その愛を言葉ではなく身をもって伝え、愛を受けたものが又愛を伝えていく事も大切だという事を忘れてはいけない。

食う者と食われる者の出会いは悲劇しかないのか (その3)


大好きなティラノサウルスシリーズ第5弾! 本屋で新刊をみつけ思わず立ち読み
したのはマズかった。途中で涙が止まらなくなってしまったのです(泣笑)

今回もこころ暖まるストーリーをありがとう! ティラノ君、いえ宮西さん。 

凶悪乱暴で力の強い者が一番と信じて生きてきたティラノサウルスもやがては年老いる。
かつての力を失ったティラノサウルスは、トリケラトプスの子どもたちに出会い、
食べるどころか仲良くなってしまいます。このあたりの展開は手慣れたものですね。
  ※ここでハンカチが必要になります。

次のみどころは戦わないティラノサウルス。力を失ってもその強さはまだまだ健在。
体をはってトリケラトプスの子ども達にあるメッセージを残します。カッコイイぜ! 
  ※ここでハンカチの替えが必要になります。

さらに年月がたち、トリケラトプスの子どもが父親になって、子どもを危険から
守ろうとしたときに、そのメッセージがなんだったか明らかになります。
  ※ここでティッシュも必要になります。

それは、種の違いを超えて、世代間を超えて、伝わる普遍なもの。

この作品は、国境を超えて世界中(特に今は○○)の人達に読んで欲しいと願います。

純粋なやさしさを大切に

「ちからのあるものが勝ち」だと信じて生きてきたティラノサウルス。本当はとても孤独で、弱い存在なのだと年をとって気づくのです。ちいさな子供たちの素直で優しい気持ちが、そんなティラノサウルスに本当に大切なことは何かを教えてくれる心温まるお話です。
ティラノサウルスが、身をもって教えてくれた思いを受け継いだトリケラトプスもまた、自分の子供たちに、ちからよりもたいせつなものを体をはって教えます。前作の「あなたをずっとずっとあいしてる」が母親の愛し方であるなら、この作品は父親の愛し方について考えさせてくれます。

また泣いてしまいました。

このティラノサウルスシリーズは毎回泣いています。(笑)

いつも主人公はティラノサウルスですが、1匹の同じティラノサウルスではなく、
力を権力にしている象徴のような対象として、何匹ものティラノサウルスのいくつ
かのお話が書かれているのだと思います。

今回のお話は、いつものことですが、”世の中力のあるものが勝ち”という考えをもっ
たティラノサウルスがちいさなトリケラトプスの子との出会いの中で、力よりももっ
と大事なものがあることに気がつかせられるお話です。

娘に本を読み聞かせながら、最後の4ページ目から涙をこらえていました。

言葉で言っても伝わらない気持を、絵本は主人公に自分を置き換える事に
よって、人の気持を考えられるようになるのではないかな・・と思います。

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