ラチとらいおん
「せかいじゅうで いちばん よわむし」の男の子、ラチ。犬がこわいし、暗い部屋がこわい。友だちさえも、こわい。そんな彼のもとに、ある日小さくて赤い「らいおん」が現れた。「らいおん」に鍛えられて、どんどん強くなっていくラチ。ひとりでも強くいられるようになった時、別れが訪れる。 夢をかなえるためには、強くならなければならないこと。強くなれば、やさしくなれること。そして別れを乗り越えて、また強くなること。大切なことを教え終えたら、置手紙だけを残して去る「らいおん」がいつまでも心に残る。なめらかに動く小さな体や「きみ、よくみていたまえ!」といった大人びた口調も、なんとも魅力的だ。 勢いのある黒い線にシャーベットカラーの黄色、緑、オレンジの3色だけで色づけされている絵。たっぷりの余白が広がりと静けさを感じさせる構図。この洗練されたデザインが、大人のファンも増やし続けている。1965年発売のロングセラー。(門倉紫麻)
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ずっといっしょ! |
らちくんの苦手なもの、
わんわんほえる犬、まっくらい部屋、苦手なともだち・・・
特にまっくらい部屋、私も怖くて仕方なかったなあと思い出してしまいました。
大きくなるにつれ克服したものもあるし、
もちろん今でも怖いものはまだたくさんあるけど、
らいおんくんは決して特別な存在じゃないのかも。
素敵なメッセージをくれる絵本です。
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こんなライオンがいたらなあ!! |
って、子供はみんな思うみたいです。
ラチは、世界で一番(!)よわむしの男の子。
でもある日、まっかな小さいらいおんがラチの前に
現れて・・・
暗い部屋がこわい、犬がこわい、いろんな「こわい」に
子供は自分をあてはめるでしょう。そして、らいおんの力を
借りながら、いえいえ、本当は自分自身で・・・
あとは読んでのお楽しみです。
子供時代に、絶対に読んであげてほしい一冊です。
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前向きに行こう!というメッセージ |
とっても弱虫だったラチはだけど、らいおんと一緒にいるうちに、心も体も楽しみながら強くなっていきます。最後はちょっと寂しい気持ちにもなってしまうけど、前向きに行こう!というメッセージの様な気がします。 夢だった”飛行士”には結局なれたのかな?
絵は白い背景に可愛いライオンと登場人物達が描かれているだけなのですが、シンプルな為、登場人物達が引き立ちますね!
マレークベロニカさんの絵は一度みたら忘れられないくらい可愛いです。
他の絵本も読み進めてみたいと思います。
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かわいらしい絵がとても魅力的です |
この作家の書く別の本を娘たちがとても気に入ったので、他の作品がないか探して、見つけました。この作家は東欧の出身なのに、なんでこんなに日本人に響く絵を描くのかと、感激しています。
娘たちの一番好きなページは、弱虫を克服するためにまず、体操を始めるところ。ライオンの姿がなんとも愛らしく、げらげら笑って読んでもらってます。また、主人公が絵を描いて自分の心を表現する描写があるのですが、小さな子供は字が書けないので、すばらしいことだな、と感心しました。
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がんばれ、ラチみたいな男の子! |
泣き虫の息子のために買いました。
なのに、読んで聞かせるそばから、
声が震えて、目頭がじ??ん!
人間、生きていれば誰しもが経験する大切な人との別れ。
その悲しみを乗り越えたときに、
その人が、置いていってくれたものに気づく…。
自分の人生に今までに訪れたいくつかの別れ。
この子の人生にこれから訪れるであろう別れ。
そんなことを思い浮かべてしまったのかなぁ。
子どもはそこまで読み取ることはないと思うけれど、
いつか大人になって、この本を手に取ったとき、
えっ、こんな意味だったの?って思うかもしれない。
大人になったときの息子のために。
本棚の隅に置いておこう。

