ペレのあたらしいふく
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子供への情操教育にも… |
羊の毛を刈り、羊毛をすいて糸を紡ぎ、織物に仕上げ、服を作る。
そしてその工程の代金は、お金の代わりに労働によって支払われます。
昔ではごく当たり前のことが、少年ペレを通して、順を追って美しく描かれています。
羊毛仕事に興味を抱いた時に、娘への情操教育の一環として購入しました。
何でもお金を出せば既成品が手に入る今、
こういう絵本に触れることによって、手作りの良さを再確認できた感じです。
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机の上で仕立てるのは靴の生活だからかな? |
この本からベスコフさんを読み始めた方も多いと思います。
高級品と思われるおキモノだって、つい最近まで、養蚕をし、はたおりをし手縫いで仕立てて
いたんですよね。しかもその過程には(自宅用なら最後まで)お金のやりとりはないのです。
そんな当たり前だったことが、親の世代も知らないことになりつつあります。
羊毛の手芸がメジャーになってきたので、手仕事をしつつ読まれることをおすすめします。
仕立て物関連では「もりのようふくや」「もぐらとずぼん」、
羊関連では宇土巻子さんの「ファブリックワーク」「自給自足の本」も探してみてくだいね。
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絵もストーリーもとても優しくて、綺麗。でも強い。 |
とても心が温まるいいストーリー。
絵もとても綺麗で、細かく書きこまれていて、うちの子があちらこちら、細かいところを指差して反応を示す。
ペレは羊を飼っていて、小さくなった服を作り直そうとする。さてさてどうやって?
わらしべ長者みたいな話しなんだけど、大人目線で見れば、
もっと自分で自分を助ける問題解決能力と自助努力と交換条件みたいな世界の仕組みを、
すごく暖かくて優しい世界の中で提示してくれている本だ。
当たり前かもしれないけど漢字なし。うちの子が自分自身で読めるようになって欲しい。それまでぜひ持っていたい本。
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読み終わってほっと温かい気持ちになります |
表紙の絵のふわっと温かい感じにひかれて、手に取りました。
男の子が自分で世話をしているひつじの毛を刈り取って、青いようふくを作り上げるまでのお話ですが、読んでいて心がはずんできます。
絵もとってもすてきです。男の子をはじめ、登場人物の表情がうまく気持ちを伝えています。
一生懸命に働いて青い服を手に入れたペレ。働くってことの意味がじつによく分かります。そして、その楽しさも。
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物を得るということは、ただではないということ |
物が有り余るこの世の中。 お菓子、野菜、洋服等など、お店に行ったらすぐに手に入る商品は、実はその最終的な商品という形になるまでにいろいろな過程を追って店に並ぶ物だということがわかります。
また、自分の欲する事を他人に頼んでしてもらう時に、自分も何かを与えなければいけない、ということをこの本は教えてくれます。 得るだけではなく同じように与えることを、そしてお店にある商品の一つ一つにたくさんの人々の労力が加わっていることを学びます。
物の大切さと愛おしさを学ぶ、お勧めナンバーワンの絵本です。


