終わらない夜
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じわじわ怖い。 |
タイトルの”終わらない夜”ってのも十分に怖いんですが、人物が一概に生気のない顔をしていて、しかも夜をテーマにした絵が多いので余計に怖い。
うわぁ!っていう怖さじゃなくて、じわじわ来る、そんな怖さ。
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読むというよりは・・・ |
マグリット風の騙し絵の絵本。
一種の悪夢というか、シュールレアリスムな世界が
ページをめくるたびに妖しく展開している。
訳の問題もあるのかもしれないが
読むというよりは、「観る」「感じる」絵本だろう。
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息をのむ発想の素晴らしさ |
ルネ・マグリットを思わせるタッチで見る側の想像力がかきたてられます。だまし絵としての巧みさよりも、イマジネーションの広がり方が素晴らしい。ページをめくるたびに「はっ」と息をのんでしまいます。画家はカナダの人だそうですが、確かに描かれている雄大な自然はカナダならではという気がしました。
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絵本コレクター向き |
とにかく絵がいい。
これは芸術であり、画集だと思ってください。
もちろん文章もよいのですが。
子供がこういった芸術に触れるのはもちろんよいが、読み聞かせという代物ではなく、
どちらかというと、コレクター向きのものです。
しかし、子供は子どもの楽しみ方を持っていて、
この本を広げては、ここから変化してるんだよね?とか、
あ、この人こうなってたんだ?とか新しい発見を
本を開くたびに見つけて楽しんでいるようです。
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眠る前の静かなひとときにどうぞ |
なんという不思議で美しい表紙の絵でしょう。
騙し絵の手法を、ここまで効果的に使った絵は初めてみました。
そしてページをめくり、シュールな16もの世界に眼を奪われました。
それらは、遠近感や重力や物の組成などから解き放たれた、自由で静かで
ちょと怖い世界。現実と空想の世界を揺れ動く快感に酔いしれてください。
ひとつひとつの絵が独立しているので、短文の付いた画集的な構成
ですが、それぞれに豊かな物語を感じ取ることができます。


