ゆめくい小人
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いつも同じ怖い夢を見るとき |
熱にうなされると、部屋中ぐるぐる歩き回ったり、挙句の果てには玄関から逃げて行こうとする娘。
いつも決まった悪夢のようです。最近では、めっきり熱も出さないくらい丈夫になりましたが、
この本に助けられたことだけは確信できます。きっと今でも空で呪文を唱えられるでしょうし、
実際の夢はこの絵よりはるかに怖い体験なのでしょうから。
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夜のリズム |
友達の話や、有名人の書評、また雑誌のすみっこなどで、たまに出てきて心にずっとひっかかっていたこの本。やっと読むことができました。
正直、完全な大人になってしまった私が読むと、第一回目の読後は、少し長めの文章で綴られた、絵が重厚な絵本だという感想を抱くくらいでした。子どもは喜ばないだろうな、と感じました。最後の悪夢を消す呪文も、あまりにもふつうで、想像していたようなものではありませんでした。
しかし、何回も読んでいると、ふしぎに安心するような、とても心強い感じがしてきました。夢くい小人の不気味なようすも頼もしく思えてきて、登場人物のふしぎに黒々しい目も、重厚な色使いも、夢をテーマにしたこの本にはとても似つかわしいように思いました。
そしてとりわけ気に入ったのは最後の言葉。この締めによって、本当にストーリーが心地よくまとまっています。
寝苦しい夜は、この本を枕元にそっと置きたくなるだろうな、と確信しました。
この本は、悪夢を見たり、こわいことを考えてしまう子どもたちのどうしようもない恐怖に、とても頼りになるお守りです。
怖くて怖くて仕方の無いものに、いきなり明るい楽しいものを押し付けても似つかわしくはないし、効果も薄いでしょう。
しかしこの絵本のように、すこしくらい不気味な絵本であれば、きっと寝られない夜にも自然としずかに受け入れられるはずです。そしてコワかわいい夢くい小人にそっと呪文を唱えるのです。
是非、何度も何度も読んでみてください。とても心地よい夜のリズムがこの絵本には宿っていることが感じられると思います。
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大好きです。 |
初めて読んだのは、小学校の図書室でした。
一度読んだら大好きになってしまい、図書室に行くたびに読んでいました。
確かに絵が子供には好まれないかもしれませんが、私のように変わった子供もいますので、いいんじゃないでしょうか・・・
10年以上たった今でも呪文を覚えているのが不思議です。
オススメの絵本です!
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おまじない |
この本を初めて読んだのは図書館だったのですが、みょうちくりんな小人だったのでよく覚えています。
小さい頃ゆめくい小人を呼ぶ呪文を暗記し、怖い夢を見そうな時はよく唱えて寝ていました。
すると怖い夢を不思議と見なかったんです!
月日は流れ、たまたま本屋さんでこの絵本を見かけたとき、うれしさと懐かしさでレジにすっ飛んでいきました。
小さい頃の思い込みは強烈で呪文はすらすらとでてきました。
それくらい印象に残っている絵本です。小さいお子様には少々挿絵が怖いかもしれませんが、大人も楽しめる絵本です。
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サンタクロースよりも大事な存在だった |
私がこの本に出会ったのは小学校に上がる前の話です。
サンタクロースは信じていませんでしたが、この絵本に出てくるこびと
だけは本当にいるんだと信じて疑いませんでした。
エンデの作品の場合、「モモ」や「はてしない物語」が先に思い浮かぶかと思いますが、時間泥棒よりも怖い夢を食べてくれるこのこびとが何よりも好きでした。挿絵も幻想的で大人でも十分楽しんで読むことができると思います。


