となりのせきの ますだくん (えほんとなかよし)
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絵や文字のやわらかさ。 |
まず印象的だったのが、手書き風に描かれた文字や、絵のやわらかさです。
子どもはそういった細かなところからも、絵本に引き込まれていきますでしょうし、
それも絵本の重要な役割であると思います。
そして何より、小学生の心理描写のうまさは絵本の中でも群を抜いていると思います。
日常を描いているということもありますが、
となりの席にすわっているますだくんの姿、
学校に行きたくないという思い、
ますだくんの意地悪な部分など、
本書に描かれている全ての場面で、子どもは共感的に読んでいけるのではないでしょうか。
また絵の色使いも、よい意味で「粗雑」であり、
図工などで子どもが真似しようとして、出来ない事はない現実味がありました。
読者としての子どもをよく意識できている素晴らしい絵本だと思います。
イギリスなどの児童文学が注目されている中で、
本書のような日本らしい作品が生まれたことは意味のあることだと思いました。
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子供の心理描写が卓越しており、傑作 |
絵本と云うよりは、明らかなマンガ絵で、
一瞬顔をしかめたくもなるが、なかなかどうして
子供の心理描写が卓越しており、傑作である。
小学校という「社会」に加入したての女の子が
初めて出会う「他人」としてのますだくん。
その女の子から見た、ますだくんの
ビジュアル・アイデアは本当にすばらしい。
ラスト、そのビジュアルが剥げ落ちる止め絵からは
甘いノスタルジアとともに
読者はため息に似た感動を呼び起こされるだろう。
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「ますだくんのランドセル」もあわせて読んで |
小学校に入学したばかりで隣同士の席になった、ますだくんとみほちゃんの物語。
一人っ子で甘えん坊で、気弱で泣き虫のみほちゃんと、5人兄弟姉妹に囲まれた逞しい、世渡りスキルが高いますだくん。
この二人を中心とした新一年生たちのほほえましい日常。
ますだ君のみほちゃんを大事にしている気持ちや、その想いが伝わらずにもどかしく思う気持ちが、ちょっと胸キュンです。
「となりのせきの ますだくん」は、みほちゃんの視点から、
「ますだくんのランドセル」は、ますだくんの視点から描いていますので、あわせて読むとより楽しめます。
入学を楽しみに待っているお子さんと読むのが特にお勧めです。
余談ですが、作者が「みほちゃん」でしたね。(今、気がついた。)もしかして、実話?
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なつかしい!! |
小学生のときに読んで、ずーっと心に残っていました。甘酸っぱい気持ちを思い出す本ですよね。
みほちゃん目線で描かれているますだくんが怪獣な所とか、イラストもかわいい♪(>▽<)
実はこのたび、「ますだ」という名前の人と結婚することになりました。
私の名前は「みほ」なのでなんだか他人に思えない・・・特別な一冊です!!!
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目指せますだ君 |
我が息子は幼稚園登園拒否で、2園止め引篭もり状態でした。
しかし、「ますだ君」シリーズを読むのに連れ学校に興味を覚え、今では元気良く通学しています。
本人曰く「早く”美穂ちゃん”から”ますだ君”のように何でも一生懸命な正しい小学生になりたい!」だ、そうです。
これも、この本のおかげです。
親子共々楽しめる「昭和の匂い」がする本です。

