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あべ 弘士
どうぶつさいばん ライオンのしごと
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懐の深さに脱帽 |
種をつなげて生き続けていくためには言葉では伝えきれないルールが存在することが分かる。
弱い草食動物がライオンに食べられる。絵本に描かれたその話は小さな子供も読む。
子どもの目には、残酷な行為として映るであろうライオンの行動を、やった事の積み上げと薬などを使わずに悪いものを根絶やしにする自然の懐の深さを1つ1つゆっくりと教えてくれる。
証言する動物たちのセリフも簡潔で、それゆえに事実が浮き上がるようだ。
ライオンがなぜそんな事をしたのか?との質問によくわからないけれど、と言った答え方をするところが、いかにも意識しての行動でないことが強調されている。
私自身、動物が狩りをするのは襲った者が生き延びるため、との認識しかなかった。
目から鱗。そんな言葉が頭をよぎった一冊。
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殺すという仕事 |
タイトルにある動物裁判という言葉から、裁判を模したコメディ調の
作り話かなと思っていたら、どっこい大違い。
大自然の摂理、特にライオンの存在意義が真面目に描かれていました。
8匹の動物たち(人間も含まれています)の証言は断片的ですが、
それらがパズルのように組み合わされ、ある真実が形作られる様は興奮もの。
はたして、ヌーを殺したライオンは罪を問われるのか?
昨日インフルエンザの流行で大量のニワトリが殺されたというニュースを
を聞いただけに、ライオンの担う仕事の重みがより理解できた。
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絵本の枠を越えた絵本 |
草原のおはなし。
私たちが、動物の国の出来事として、ただ「かわいそう」と思いがちな出来事がテーマ。
息子が文字を読むことができるようになったら、ぜひ、この絵本を読んでほしい。
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